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【サイドFIREとは】まさに理想の生き方! 誰でも再現可能な理由と海外移住について

こんにちは! そしてお久しぶりです。 Camel Loop (@Camel_Loop) です。

しばらく更新から遠ざかっており失礼しました。

さて、今後こちらのブログでは『サイドFIRE』をメイントピックとして扱っていきます。

私がFIREという概念に出会い様々な実践をすすめていく過程を、すべて順を追って記事にしていきます。

収支などもすべて包み隠さず公開していきます。

あなたがするべきことは、ただひとつ。

記事を順に読み、参考にし、自分に合った方法を取り入れていくことだけです。

私がFIREを本気で目指し始めたのが2019年なので、今から2年ほど前です。

いわば私はあなたの2年先をいく先輩であり実験台。

私という屍を踏みこえ、あなた自身の道を進んでいってほしいと思っています。

それではスタートです!

FIREムーブメントとの出会い

皆さんはFIREムーブメントをご存知でしょうか。

FIREとは 『Financial Independence Retire Early』の頭文字を取ったもの。

つまり「経済的自由となり、労働から早期リタイア」する生き方のことです。

去年からつづくコロナウィルスの影響は、私たちの生活や考え方を一変させました。

終身雇用制が崩壊し、将来に対してさまざまな不安がつきません。

そんななか、ただ受け身で未来を待つのではなく、積極的に自らの将来に対してアプローチしようという考え方がFIREです。

今までの既定路線だった、教育 ⇨ 労働 ⇨ 引退 という3ステージが当たり前の時代は過ぎようとしています。

これまでは定年退職までの雇用はある程度確約されていたため

という考えをもつ方が多かったはずです。

しかしたとえばあなたが35歳だとして、65歳で引退するまでの30年をただ我慢するのはあまりにもったいないのではないでしょうか。

加えて日本は、少子高齢化にともなう人口減少の歯止めが効かない状況です。

私たちの世代が現在と同じように65歳で定年となる保証はどこにもありません。

果たして私たちが定年退職する頃、若い頃思い描いていた『好きなことをして過ごす』だけの体力や筋力があるのでしょうか?

自分自身にとって大切なもの、そして本当に充実した生き方とは何なのかを熟慮したとき、私は今の生き方に疑問を感じました。

当たり前ですが、人生は有限です。

そしてこちらも当たり前ですが、人は歳を重ねるごとに衰えていきます。

にも関わらず、私は毎日出勤をして、たまに嫌な思いもして、休みを心待ちにして、たまにどこかに出掛けて…。

気付けば時間ばかりが過ぎていく日々。

Ryu
Ryu

限りある人生という時間のなかで、『自分が選んだもの』・『自分が好きなこと』以外に時間を使っているヒマなんてないのでは?

様々な本や動画で知識をつけ、世界には”FIRE”という生き方があることを知りました。

FIREの定義とは

『Financial Independence Retire Early』。

「経済的自由となり、労働から早期リタイア」する生き方。

どちらも聞き慣れない言葉ですが、私は『経済的自由』と『早期リタイヤ』を、次のように定義します。

『経済的自由』

⇨ 不労所得(ブログやYouTube・不動産や株などから得た所得)が生活費を上回った状態

つまり、「自分で働かなくても生活に必要なだけの収入を得られる仕組み」をつくった状態。


『早期リタイヤ』

⇨ 一般的な定年時期である60代よりも早い30代〜50代において引退すること

一度その仕組みをつくってしまえば、人生アガリのようなもの。

生活するための労働が必要ないので、自分の好きなことに集中できます。

まさに理想。そんな生き方に憧れをもった私は、さらに調査をすすめていきます。

一般的にFIREを達成するには、

1年分の総支出額 × 25 

の資金が必要と言われています。

これは4%ルールに則るものですが、詳しくは下の記事で紹介しています。ご参照ください。

4%ルールとは? サイドFIREの出口戦略に欠かせないキーワードを分かりやすく解説!

では具体的に、いくら資金が必要となるのでしょうか。

総務省が公表している「家計調査年報 家計収支編 (2019年)」によると、

2人暮らし世帯の消費支出の平均は25万6,632円

とのこと。

1ヶ月25万円として年間支出⇨300万円

300万円×25 ⇨ 7500万円

Ryu
Ryu

そんなお金ありません…。


早くも私のFIREへの道のりは途絶えたように思われました。

サイドFIREという生き方

私は年収400万の、一般的なサラリーマンです。

FIRE達成のために7,500万円の資金が必要と聞くと、高いハードルに感じてしまいます。

それはあなたにとっても同様ではないでしょうか。

一度は絶望しましたが、調べていくうちに新たな概念と出会います。

それは『サイドFIRE』

サイドFIREとは「不労所得で生活費の半分を賄い、残りは働いて稼ぐ」という考え方。

いわゆる「セミリタイア」と同義です。

サイドFIREはいわば、FIRE達成への中間地点。より実現性の高い着地点となります。

FIREは難しくても、サイドFIREなら実現の可能性が大きく増すといわれます。

実際にどのような試算となるのか、見てみましょう。

1ヶ月25万円のうち12.5万円を稼ぐと年間支出⇨150万円

150万円×25 ⇨ 3,750万円

少し現実的な金額になってきました。

加えて私と妻の暮らしは比較的質素であるため、1ヶ月25万円も支出が必要ありません。

1ヶ月20万円として、そのうち10万円を稼ぐと年間支出⇨120万円

120万円×25 ⇨ 3,000万円

もう少し働いて、夫婦で月15万円を稼ぐと年間支出⇨60万円

60万円×25 ⇨ 1,500万円

あくまで机上の計算にすぎませんが、FIREにくらべて実現の可能性が身近に感じられるようになったのではないでしょうか。

海外移住による地理的アービトラージ

さらに追い風となる材料を見つけます。

私と妻はかねてから海外移住に興味をもっていました。

台湾人である妻と世界一周バックパッカーである私にとって、住む場所が日本であることは優先事項ではありません。

日本より物価の安いフィリピンやマレーシア・タイなどに住んだ場合、生活費を劇的に抑えることができるはずです。

こちらの書籍で、この理念が『地理的アービトラージ』として説明されていました。

FIRE 最強の早期リタイア術
created by Rinker

極貧で育ったアジア系アメリカ人の著者が、30代でFIREを成し遂げるまでの技術が事細かに語られています。

FIREを目指す方にとって、まさにバイブルとなる一冊。

アービトラージとは「サヤ取り(市場間の価格差で利益を得る取引)」のこと。

要するに『給与水準の高い国で働いた収入をつかって、家賃や食事など物価の安い国で生活する』ライフスタイルを言います。

私が思い描いている労働は、パソコンをつかったリモートワーク。移住する現地で収入を得る方法ではありません。

したがって理論的に、地理的アービトラージが可能になるのです。

こちらも具体的な計算をしてみましょう。

たとえばタイに住んだ場合、1ヶ月の生活費が15万円だと仮定します。

1ヶ月15万円として、そのうち夫婦で10万円を稼ぐと年間支出⇨60万円

60万円×25 ⇨ 1,500万円

タイの物価の目安ですが、1泊1,000円以下で泊まれる安宿も多くあり、1食200円ほどで満腹になれる食事にありつけます。

贅沢をしなければ、1ヶ月15万円というのは決して無理のない設定かと思います。

また海外移住は立場上難しいという方にとって、都心を離れて地方暮らしをするというのもひとつの地理的アービトラージです。

家賃は都会の半分ほどで済みますし、野菜を農家から直接仕入れるなどして食費を下げることもできます。

以上のように地理的アービトラージとサイドFIREを組み合わせることで、理論上ではありますがサイドFIREへの道すじに光が差したように感じました。

まとめ:サイドFIRE達成は誰にでも可能! 今日から準備を始めよう

というわけで今回は、サイドFIREとはどういった生き方なのかと実現可能性についてお伝えしてきました。

要点をまとめると

『経済的自由』

⇨ 不労所得(ブログやYouTube・不動産や株などから得た所得)が生活費を上回った状態

「自分で働かなくても生活に必要なだけの収入を得られる仕組み」をつくった状態

『早期リタイヤ』

⇨ 一般的な定年時期である60代よりも早い30代〜50代において引退すること

FIRE達成の目安

年間支出額の25倍の資金が必要。

ただし、サイドFIREや地理的アービトラージと組み合わせることで実現可能性がグッと近づく

以上になります。

今まで聞いたことはあっても遠い話だったFIREが、少し身近に感じられるようになったのはないでしょうか。

次は『サイドFIREのメリット』についてお伝えします。

こちらからどうぞ ↓

サイドFIREの5つのメリットとは【資金・労働環境・リスクヘッジ】
Ryu
Ryu

最後までお読みいただきありがとうございました!

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