こんにちは Camel Loop (@Camel_Loop) です!
働かなくても生きていけるようになりたい
そんな夢物語のような生き方を、現実として実際に過ごしている人もいるのです。
それがFIRE(Finantial Independence, Retire Early)という生きかた。
『FIREとはなんぞや』という方は、まずこちらの記事からお読みください。
【サイドFIREとは】まさに理想の生き方! 誰でも再現可能な理由と海外移住についてさて、サイドFIREをめざすあなたがまず最初に取り組むべきなのが、支出の最適化です。
断言しますが、これが最も重要なポイントとなります。
無駄な支出がある状態というのは、いわば貯水池から水漏れしているようなもの。
一刻も早く無駄な支出をストップし、水漏れを止める必要があるのです。
こちらの記事では
・サイドFIREを目指すための支出最適化とは
・固定費の支出最適化
・変動費の支出最適化
についてお伝えしていきます。
それではどうぞ!
目次
前回記事では、あなたの収支がどのような状態であるのかを家計簿によって可視化しました。
家計簿をつけると、出費のなかに削減できるポイントが見つかるはずです。
必要以上に支払いをしていないか、消費ではなく浪費をしていないかをひとつひとつ確認していきましょう。
それが『支出の最適化』です。
このフレーズは、30歳でFIREを成し遂げた三菱サラリーマンさんの、下記著書で語られていました。
『節約』と言ってしまうとどうしても「外出時に毎回コンセントを抜く」など、ギリギリまで切り詰めたストイックなイメージが浮かぶのではないでしょうか。
FIREを目指す方が心掛けるべきなのはあくまで適正な支出。
その点『支出の最適化』というフレーズは的を射ています。
支出最適化のポイントを、ふたつに絞ってお伝えします。
それが
1. 固定費の削減
2. 変動費の削減
です。
まず何よりもまず最適化するべきなのが、固定費です。
- 家賃
- 保険
- 通信費
- 水道光熱費
など、毎月必ず掛かってくる出費を見直しましょう。
毎月支払いがあるということは、一度見直しをしてしまえばあとは気にする必要はないということ。
煩雑な手続きを面倒に思う気持ちは理解できますが、一度最適化すれば、ずっと得する状態を続けられます。
なので何よりもまず優先して固定費の最適化から始めましょう。
生活費の中で、最も大きいパートを占めるのが家賃ですね。
同時に削減をするのが最も難しいのがやっかいです。
それでも削減する方法はあります。
たとえば
- 大家さんと家賃交渉をする
- 地方や安い物件に引っ越しをする
など。
私の場合は幸い持ち家が二世帯住宅となっていて、家賃が掛かりません。
FIREを目指すうえで一番削減が難しい要素であるため、あなたがもし実家や寮にいられる環境にいるのならば、可能な限り依存して構わないと思います。
結論から言うと、多くの方にとって保険は必要ありません。
理由については両学長の動画が一番分かりやすいと思いますので、ご参照ください。
動画の要点として、以下が挙げられます。
・日本の国民皆保険制度は充実しているので、たいていの場合追加で保険に入る必要はない
・保険に入るとしたら「滅多に起こらないけど、起こったら生活破綻の可能性が高いことに備える」タイプの保険のみで充分
私は妻とふたり暮らしで子供はいません。
私に万が一のことがあって家族が路頭に迷う可能性があるのなら、掛け捨て2,000円程度の生命保険に加入します。
現時点でそうではないため保険には加入していません。
あなたも不要な保険、払っていませんか? 一度見直しをしてみることをおすすめします。
格安SIMへの切り替えはお済みでしょうか。
面倒だからと放っておくと、雲泥の差となります。
大手キャリアであれば7,000~8,000円程度掛かっていた通信費が、格安SIMであれば1,000~3,000円程度で済みます。
こちらについても両学長が分かりやすく説明してくれています。
最近はようやく大手キャリアも格安の通信費プランを打ち出してきましたね。
あなた自身に合ったキャリアとプランを調べて、一刻も早く移行することをおすすめいたします。
他にもインターネット回線は NURO 光 等を利用すると月額2,000円程度で高速回線が繋がります。
また利用機会の少ない固定電話を契約中の方は、解約を検討しても良いはずです。
2016年4月の電力自由化についで、2017年4月には都市ガスの自由化が始まりました。
これにより、現在は自分で選んだ会社から電気とガスの供給を受けることができるようになりました。
会社を移行すると実際に料金が安くなるかどうかは状況によって異なりますが、一度シミュレーションしてみてはいかがでしょうか。
私が利用している楽天でんきと楽天ガスでは、簡単に利用代金をシミュレーションできます。
貯まった楽天ポイントで公共料金を支払いできるのも大きいですね。
このように消費生活の基盤を楽天などに集中させ、ポイントを有効活用するのがコツとなります。
固定費に対し、状況によって金額が異なる費用を変動費といいます。
具体的には
-
食費
-
交際費
-
娯楽費
-
日用品代
など。それぞれ詳しく見ていきましょう。
一度の出費はそれほど多くなくても、月額や年額となると大きな出費となるのが食費です。
外食回数を減らす
コンビニ利用を減らす
自炊を増やす
など、出来ることから始めていきましょう。
とはいえ健康体でFIRE後の生活を迎えるのが第一。
節約のために切り詰めすぎないように注意しましょうね。
この記事を書いている2021年現在はコロナ禍。
飲み会や外出の自粛により、交際費は抑えられているはずです。
これを機に、今後も家で過ごす時間を増やしていきましょう!
交際費を削減する方法としては
-
外出を減らす
-
飲み会の回数を減らす
-
旅行回数を減らす
などが挙げられます。
FIREを成し遂げるための我慢と割り切れば、それほど辛いものではないはず。強い意志をもって飲み会を断りましょう。
通っていないジムの会費を払っていたり
視聴していないサブスク制のサービスがあったり
ギャンブルがやめられなかったり
していませんでしょうか。
こちらも見直しをして、不要な出費はしないように心掛けましょう。
ティッシュ
トイレットペーパー
シャンプー類
など、まとめ買いが可能な物はまとめて多く買うようにすると節約になります。
たとえば私は3ヶ月に1度、楽天スーパーセールのときにまとめて日用品を買うようにしています。
またコンタクトレンズの使用機会を減らし、ほぼメガネで過ごすようにした結果購入頻度が激減しました。こちらもおすすめです。
食費や日用品経費削減の救世主となるのが、ふるさと納税です。
ふるさと納税って、聞いたことあるけど仕組みがよく分からなくてやってないんだー
そういう方も多いかと思います。
やった方が良い理由については、3度目の登場となる両学長にお願いしたいと思います。
要するにふるさと納税とは実質負担は2,000円で返礼品を受け取れて、残りの支払った金額は次の年の税金で還付されるという仕組みです。
返礼品にはお米やティッシュなどの生活必需品もあるので、そういった市町村を選べば生活費も浮かせられますね。
サイドFIREを目指すための支出最適化の方法についてお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか。
まとめると、
何よりも優先的に削減すべきなのは家賃・保険・通信費・水道光熱費などの固定費
次いで食費・交際費・娯楽費・日用品などの変動費
ふるさと納税はかなり得なので利用したほうが良い
以上となります。
支出の最適化によって浮いたお金をどんどん投資に回すことができれば、FIREへの道に光が差してくること間違いなしです!
次回はFIREに向けた投資に関して、大きなキーワードとなる4%ルールについてお伝えします。
最後までお読みくださりありがとうございました!
[…] 前回記事では、FIREへの道のりで最も大切な『支出の最適化』についてお伝えしました。 […]