こんにちは Camel Loop (@Camel_Loop) です!
前回の記事では、「FIREとは何か」と、サイドFIREの実現可能性についてお伝えしました。
【サイドFIREとは】まさに理想の生き方! 誰でも再現可能な理由と海外移住についてFIREとは『Financial Independence Retire Early』の略。
つまり『経済的自由となり、労働から早期リタイア』する生き方のことです。
具体的には
この状態。
つまり『自分で働かなくても生活に必要な分の収入を得られる仕組み』をつくった状態となり、通常の定年よりも早く引退する生き方を言います。
そんな中でもより実現できる可能性の高いサイドFIRE。
サイドFIREとは、『不労所得で生活費の半分を賄い、残りは働いて稼ぐ』という考え方でしたね。
今回はサイドFIREという生き方を選ぶメリットをお伝えします!
目次
完全に引退するFIREと異なり、用意する金額が少なくて済むのは前回お伝えしました。
他にもサイドFIREならではのメリットがあります。
それは大きく分けて以下の5つ。
- 自分に合った働き方を選択できる
- 暴落のリスクを回避できる
- 社会とのつながりが保てる
- 収入が拡大するチャンスもある
- ギグ・エコノミーの働き方が一般化している
それぞれ詳しく説明していきます。
今までは給与水準で職種を選んだり、職場のアクセスなど労働環境で選んだりしていたものを
本当の意味で自由に選択できるようになります。
不労所得で生活費の半分を賄うことにより、自分に合った働き方を選ぶことができるからです。
実際に想像してみると、これまでと生き方が180度変わるようなインパクトがあるのではないでしょうか。
今までは生活のため、または家族のために週に5日、夜遅くまで働いていたのを
たとえば
- 週に3回だけ、自分の好きな時間にリモートで働く
- 旅行をしながら、滞在先で働く
- 稼ぎにこだわらず、自分が本当にやりたいことを仕事にできる
など、自由に選択できるのです。
自分にとって労働とは? という大きな疑問を投げ掛け、あなた自身に合った環境を自ら選択できるということですね。
FIREで資産所得を得る際に最も懸念されるのが、リタイヤ後の株価暴落です。
暴落により激減した資産から、さらに生活費を切り崩さなくてはならなくなるからです。
暴落は稀に起こるわけではなく、たとえば近年では
- ITバブル崩壊(2000年代初頭)
- リーマンショック(2008年)
- コロナショック(2020年~)
と、一定期間に一度は必ず起こる、避けては通れない道です。
とはいえ経済が成長しているかぎり、遅かれ早かれ回復してくるのが株式相場。
暴落から元の相場に戻るまでにはおよそ数年、長くて10年近くを要します。
暴落期間での取り崩しは通常期より損をするため、できる限り避けたほうが賢明です。
そのためにも投資資金のほか、現金をプールしておくのが得策とされます。
その点サイドFIREでは退職後も一定の収入を得られるため、リスクヘッジとなります。
暴落の間をやり過ごすだけの収入があれば、資産の寿命を延ばすことに直結するということですね。
あなたが完全にFIREをして、仕事をきっぱり辞めたと想像してみてください。
最初は自由を謳歌できるかもしれません。
けれどもいずれ、物足りなさを覚えるのではないでしょうか。
何をして良いか分からない、まわりに人がいなくてむなしさを覚えるなどの感覚があるかもしれません。
人間にとって、適度な仕事をしていたほうが身体・脳を動かすことによる健康への好影響があるというデータもあります。
社会貢献によるやりがいも得られ、心身の健康にもつながるのです。
問題となるのは『過度な』労働時間や、ストレスを与える労働環境ということですね。
そしてもし将来フルタイムで社会復帰することになっても(あまり考えたくはないことですが)、サイドFIREであればよりスムーズに復職できるのではないでしょうか。
リタイヤ後、生活費の半分を目安に働くのがサイドFIREです。
ただその間の収入が数倍に膨らむ可能性も、私は大いにあると思っています。
なぜならそれはあなたが本当に心から望む仕事だから。
たとえばあなたがリタイヤ後、それまで副業として育ててきたブログやYouTubeに本腰を入れて更新を続けたとします。
費やせる時間が数倍に増えることで、今までの本業以上の収益となるポテンシャルは充分にあるのではないでしょうか。
また、FIREの先駆者としてリタイヤ後のリアルな日常をSNSやブログにアップすることでも差別化が図れます。
どんな職種にせよ、
- 職場の人間関係に悩まされたり出世競争を意識したりせず
- 心に余裕をもった状態で
- リラックスできる環境で
仕事ができます。
好結果に結びつく可能性は大いにあり得るのではないでしょうか。
ギグ・エコノミーとは、インターネットを通じて単発の仕事を請け負う働き方のことをいいます。
たとえば
- ウーバーイーツのドライバー
- クラウドソーシングを使った、単発請け負い業務
など。
近年の働き方として、こういった働き方が一般化しているのもサイドFIRE達成への追い風と言えます。
『ギグ』とは、すなわち単発のこと。
会社に依存しない新しい働き方の環境が整えば整うほど、サイドFIREが実現する可能性は広がるのです。
今回はサイドFIREにおける5つのメリットについてお伝えしました。
それは
- 自分に合った働き方を選択できる
- 暴落のリスクを回避できる
- 社会とのつながりが保てる
- 収入が拡大するチャンスもある
- ギグ・エコノミーの働き方が一般化している
となります。
サイドFIREは新時代に合致した、新しいタイプの生き方であることがご理解いただけましたでしょうか。
そう、FIREとはまさに『生き方』。
あなたの価値観により、あなた自身の生き方を選択できる可能性を大いに秘めているのです。
一度真剣に検討してみる価値はあるのではないでしょうか。
次はより具体的に、FIRE達成までの道のりを紹介します。
こちらからどうぞ ↓
【全体像】サイドFIRE達成への道のり【9つのステップ】最後までお読みいただきありがとうございました!