こんにちはCamel Loop (@Camel_Loop)です。
近年YouTubeでは多様なチャンネルが充実し、海外のTV番組も自由に観られるようになりました。
良い時代です。
貴方は英語学習について、どのようなイメージを持っているでしょうか。
英語を勉強したくて色々試しているけど、なかなか継続ができない…。
いまいち英語自体が好きになれない…。
そもそも何から手をつけて良いのか分からない…。
当記事ではそんな貴方に、YouTubeを活用した英語学習におすすめのチャンネルを紹介します。
簡単に自己紹介すると、僕は英語を使って外国人と接する仕事をして5年になります。
TOEICはこちらも5年前のスコアですが、830です。
世の中にはもっとすごい達人たちがおすすめの方法を紹介してくれていますが、英語好きなひとりの意見として参考にして頂ければ幸いです。
それではどうぞ!
目次
YouTubeでの英語学習には、アメリカのトークショーがおすすめ!
結論から言うと、レイトナイトショーというジャンルをおすすめします。
Late Night Showとは、アメリカでニュースが終わった後の23:30頃から各局で一斉に始まるトークショーです。
どの番組も名物司会者がミュージシャンや俳優などの大物ゲストを迎え、話をしたりゲームをしたりしながら進行していきます。
日本でいう『笑っていいとも』や『徹子の部屋』の位置づけですね。
英語学習法にはさまざまなアプローチがありますが、まずはリスニングから始めると、英語の発音に関する基本的な知識が脳によりインプットされると言われています。
リスニングの勉強法は、大きく「精聴」と「多聴」の2つに分けられます。
それぞれを一言で説明すると、
・「精聴」は、一言一句聞き取れることを目指す勉強法
・「多聴」は、全体の意味をおおまかにとらえる勉強法
となります。
このトークショーというジャンルが、これら「精聴」「多聴」両方において効果的である理由を下記にまとめました。
英語学習にトークショーがおすすめな理由
1.「生きた会話」が使われていること
『トークショー』だけあり、番組の主体となるのは会話です。
卓越したトークスキルをもつ司会者が、ゲストの話を巧妙に引き出していきます。
それら全てが生きた教材であり、良い手本になります。
2.時事問題に強くなる
どの番組も『プロローグ』として、最近あったニュースや政治問題について皮肉混じりに切り込んだ話をしていきます。
日本のバラエティ番組では政治の話はタブーのようになっていますが、アメリカの番組の中にはトランプを散々馬鹿にしているものもあります(笑)
3.難しい表現が少ない
スラングが多くなりがちな映画や、堅い表現が多くなりがちなニュース番組等にくらべ、トークショーで使われる英語はごく一般的な会話表現が多いです。
4.単純に番組として面白い
これが一番重要なポイントです。
やはり何事も楽しくなくては、続けられません。
この点について、深掘りしていきたいと思います。
なぜアメリカのトークショーは面白いのか
ケーブルTVが主体で多チャンネルが視聴率を争うアメリカ。
トークだけでなく、様々な企画で視聴者を飽きさせない構成となっています。
--突然ですが貴方は、アメリカンジョークって笑えますか?
僕は全然笑えない方だったんです。
スタンドアップコメディなどを観ていても下品なものが多いし、とにかく昔から日本のお笑いが一番だと思っていました。
その意見は基本的に今も間違っていないと自負しているのですが(笑)、
アメリカの番組、面白いものは面白いんです。
落語や漫才の文化から派生した日本のお笑いとはまったくの別物と考えると、腑に落ちる部分があるかもしれません。
ここでお笑い論を語っていても仕方ないので、おすすめを紹介します!
Jimmy Kimmel Live!
15年以上続く長寿番組。
ハリウッドのスタジオで月~木に収録され、その日の夜オンエアされます。
オバマ前大統領がゲストに来たこともあるほど、大物の出演が多いです。
映画やドラマのパロディが得意で、名物企画のなかにはご存知のものもあるかも知れません。
こちらは子供たちが頑張って集めたハロウィンのキャンディーを、両親がすべて食べてしまったと告白するドッキリ企画。
様々な反応があって面白いです。
司会のJimmy Kimmelは聡明な人物ですが皮肉めいたジョークが多く、その分事前知識が必要な部分はあります。
2017・2018年にはアカデミー賞の司会も務めました。
こちらは2017年のオスカーで、作品賞をご発表してしまうという前代未聞の事件のあった年ですね。
混沌のなかでも落ち着いた司会をこなし、評判となりました。
そんな Jimmy Kimmel Live! で、特におすすめしたいのが
『 Jimmy Kimmel & Matt Damon feud』です。
直訳するとジミーキンメルとマットデイモンの抗争。
今までの歴史をまとめたチャンネルがありましたのでご覧ください。
ことの発端は2003年に遡ります。
駆け出しの司会者ジミーが、プロデューサーを笑わせるためだけに毎回番組の終わりに
「マットデイモンに謝罪申し上げます。時間切れになってしまいました。」
とゲストに来てもいないマットデイモンに謝罪をし、番組を終わらせるという鉄板ジョークを発信し続けていました。
マットデイモンはご存知『グッドウィルハンティング』や『ジェイソン・ボーン』シリーズで有名な大物俳優ですね。
--そして2006年、満を持して本人マットデイモンが番組に出演した際
つい紹介が長くなってしまった影響か、またしても時間切れで番組は終了。
ふたりの抗争は以来激化し、いつまで経っても番組に呼ばれないマットはついに番組をジャックしてしまう暴挙に出ます。
その他にもブラッド・ピットやベン・アフレックなど大物ハリウッドスターをも巻き込んで様々な抗争が繰り広げられてきました。
ほとんどをYouTubeで観られるので、気になった方はチェックしてみてください。
もちろんこれら一連はすべてプロット通り、彼らは実際には仲の良い友人同士です。
それでもプライベートを含め、15年以上に渡ってとことん天敵同士を演じるふたり。
筋が通っていて面白すぎます。
また、これが一番のお気に入りなので最後に紹介しておきたいのですが
2008年、当時ジミーと付き合っていたサラ・シルバーマンがゲストで出演した際
「観てもらいたいVTRがある」として放映されたビデオ・クリップです。
I’m f○cking Matt Damon 、つまり「私、マットとヤッてるの!」という歌です(笑)
サラがコメディアンであるというのが大きいのでしょうが、日本では考えられない笑いの取りかたですね。
まとめ:英語学習は楽しみながら、自分のペースで!
最後は少し脱線してしまいましたが、アメリカンエンターテイメントの面白さの一端がお伝えできましたでしょうか。
まわりに共通の趣味を持つ人がいないので、つい熱くなってしまいました(笑)
英語学習にかぎらず、何事も興味のないことは継続できません。
僕は上に紹介させて頂いたような番組や大好きな映画を、字幕なしで楽しめるようになりたいというモチベーションで英語学習を続けています。
貴方も楽しめる素材を見つけ、目標にむかって突き進んでみてはいかがでしょうか。
それではまた!
[…] YouTubeでの英語学習にアメリカのトークショーがおすすめな理由! […]