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ワーホリに行けば英語ペラペラ? 滞在を有意義に過ごすコツと心構えとは

こんにちはCamel Loop (@Camel_Loop)です!

前回に引き続き、英語学習に関するトピックです。

前回記事↓

YouTubeでの英語学習にアメリカのトークショーがおすすめな理由!

これからワーホリや留学に行くことを検討している貴方に向けて、この記事を書いています。

ワーホリ?! そんなもん語学力は伸びないんだろう?

ワーホリなんて遊んでるだけだろう。時間の無駄じゃ!

ワーホリに対して、そんな厳しい声を聞くこともありました。

それらは半分正解で、半分不正解。

時間とお金を無駄にするだけになるかもしれない。

一方で、掛けがえのない大きな収穫を得ることになるかもしれません。

すべては本人の意識次第。

渡航前にしっかりと準備をして、明確な意識をもって海外生活を過ごすことが大切です。

ワーホリ渡航を考えているけど、一歩を踏みだせない…。

全然英語できないので、ワーホリに行ける自信がない…。

そんな貴方に、海外生活を有意義に過ごすためのヒントをお伝えしていきます!

ワーホリを実り多いものにするか、時間の無駄にするかは貴方次第

本気で努力を続けられる理由を持つこと

簡単に僕の経歴を紹介します。

26歳から1年8ヶ月間バックパッカーで世界一周

29歳から約2年間オーストラリアでワーホリ生活

帰国後外資系企業にて、英語を使った仕事に携わる

英語は学生時代から苦手ではなく、得意なほうだと思っていましたがバックパッカー旅行中
自身の英語力のなさにうんざりとしてしまう経験を何度もしました。
やはり日本にいると実践する場面が少ないので、実感しづらいものです。

一方で英語自体は、ずっと好きでした。
昔から洋楽派・洋画派で、英語を聞いているとなぜか心地良く感じる性質です。

将来は英語を使った仕事をしたいと思っていた僕にとって、英語力のパワーアップは急務。
その時には29歳だったので、まさにラストチャンスでした。

・帰国する頃には30代になって転職が難しくなっているであろう予測
・長い旅からようやく帰国したのに、また心配させてしまう両親の気持ち
・30にもなるのにまだフラフラして…と言われるであろう世間体

すべてのリスクを考慮した上で、僕は出発しました。

いくらリスクがあったとしても、将来から逆算して今、この時期に英語を上達させておくべきだと感じたからです。

”ワーホリ”に対する世間のネガティブな印象についても、気にしませんでした。

与えられた時間をどう過ごすかは、その人次第。
強い意志をもって本気で臨めば、必ず結果はついてくるはずと信じて。

結果として帰国後

600点台だったTOEICスコアは、帰国後800点台に。
面接を受けた会社にはすべて内定をもらい、外資系企業に転職しました。
ついでと言っては何ですが、ワーホリ中に出会った妻と結婚もしました(笑)

貴方も本気になれる理由があれば、得られるものは必ず大きくなるはずです。
ワーホリビザは1ヶ国につき一生に一度しか取得できません。
英語力を伸ばすのが目的ならば、なぜ学生ビザでなくワーホリビザで行くのか。
目的をしっかりと自覚することが大切です。

海外にいれば英語が話せるようになる…わけではない

海外で長期滞在すれば、勝手に英語がペラペラになると思っていませんか?

それは大きな間違いです。

ワーホリ生活中、下記のような生活を送る日本人を何人か見掛けました。

・英語が喋れないから日本人が集まる宿に泊まる
・日本人のみと行動を共にする
・仕事は色々あたってみたけど難しいから結局日本食レストラン

海外にいたとしても日本で出来るような生活をしていたり、努力を怠っていたりでは一向に英語力は伸びてくれません。

楽なのでつい日本人同士で集まりがちですが、僕はなるだけ外国人に積極的に話しかけにいき、日本人とはある程度距離を置くようにしていました。

僕自身あまり明るいキャラではないので勇気がいりましたが、とにかく後悔しないように、ひとつひとつ決断していました。

単身で乗り込んだケアンズのドミトリー。この時は辛かった…笑

もちろん日本人との出会いも大切で、上記パターンのすべてを否定するつもりはありません。

悪い例として概ね

英語力がない ⇒ 外国人に話しかける自信がない ⇒ 日本人とばかりつるむ

という悪循環に陥っているはずなので、出発前にある程度のスキルを身につけておくことをおすすめします。

「語学力なんてなくても、ジェスチャーでなんとかなる! 魂さえ通じりゃ良いんだ!」
という貴方。
実際それ位の勢いと積極性、生まれ持った愛嬌などでなんとかなっている人もいます。

それでも僕同様シャイボーイに分類されるような方は、英語力を身につけてからの方が無難です。

インプットは続け、アウトプットを絶やさない

日本の英語教育はインプット重視といわれます。

文法などの知識レベルは高くても、実際に英語が話せる人の割合は世界的にみて高くありません。
その理由のひとつに、覚えた知識をアウトプットする機会がない(相手がいない)ことが挙げられます。

ワーホリ中はアウトプットする絶好のチャンス。
会話する相手は周りに事欠きません。

海外滞在中でもテキストを読み込むなど、インプットに費やす地味な学習は必要だと実感しています。
覚えたフレーズをすぐに友達に言ってみるなど試行錯誤していけば、急激な成長曲線を描けるはずです。

とにかく積極的に!

「言わずもがな」の日本的なおくゆかしさ、暗黙の了解は海外では通用しません。

とにかく積極的に、思っていることは発言。
行動力がものを言います。

例を出すと、農場の季節労働。

繁忙期がすぎると、それまでに多く集めた人員を容赦なくカットします。
要するに、すぐにクビになるのですね。

上司と積極的にコミュニケーションを取り、アピールしておいた方が有利なのは言うまでもありません。

ちなみに僕はオーストラリアのブルーベリー農場で約半年間働いていたのですが、ローカルな農夫たちの話す言葉は初め英語だと気付かないほど訛りが強かったです。

徐々に慣れていきましたが、ローカルなアクセントに触れることが出来るのもファーム体験ならではなのかもしれませんね。

より困難なほうの選択肢を選んでいこう!

ワーホリ期間中は特に制限などはないので、何をしようが自由です。

金銭的に余裕があるのであれば働かなくても良いし、英語の勉強をしなくても良い。

楽をしようと思えば楽ができるからこそ、よりストイックになるべきだと考えます。

ワーホリ中は選択の連続です。

どちらかの道を選ぶ時、必ず困難だと思うほうの道を選んできました。

本気でワーホリ期間を過ごし、英語を上達させようと決めていたからです。

まとめ:イメージに惑わされないこと。ゴールを明確にし、より有意義に時間を過ごす

ワーホリ滞在時の、主にメンタル面についてお伝えしました。

特に渡航してすぐは、想像以上に辛い日々が待っているかもしれません。

思うように仕事が見つからず、貯金が目減りしていくのみの日々。
シェアハウス探しに難航する日々。

旅にトラブルはつきものですが、僕もワーホリ中多くトラブルに見舞われました。

・2週間待ってようやく始まったマンゴー収穫の仕事を1日でクビになったり
・出来高制のフルーツトマトピッキングが時給換算すると200円ほどだったり
・住んでいたバックパッカーズ(安宿)が洪水で水没し、避難所生活を余儀なくされたり

終わってみれば約2年間のワーホリ生活は、目標にしていた英語の上達だけでなく

・『お金を稼ぐ事の難しさ』、『仕事に対する意識』を実感できた
・日本の常識では考えられないようなトラブルに対処していく柔軟な心構え
・世界いろんな国に出来た大切な友人

多くのものを得ることが出来ました。

これから生涯を共にする最愛の妻と出会ったこともあり、ワーホリに出発していなかったら現在とは全く違った人生になっていたでしょう。

したがって、僕はこれからワーホリに出発しようとしている貴方を全力で応援したいと思います。

何度も繰り返しますが、限られた時間をどう過ごすかは自分次第。

目標に向かって都度、取捨選択していけば大きなものを得られるはずです。

それではまた!

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