こんにちは、Camel Loop (@Camel_Loop)です。
今回は首都タシケントの情報と、その郊外に佇む詳細不明のリゾートホテルについてお伝えしていきます。
それではどうぞ!
目次
タシケント滞在について
タシケントおすすめホテル
日本からウズベキスタンに向かう場合、まず通常は首都タシケントに降り立ちます。
人口240万人のタシケントは、首都でありながら人々の息吹をしっかりと感じられました。
ここで出会った人も皆、他の町同様に優しかったです。
宿泊したホテルはSunrise Caravan Stay。
旅程上1泊のみの滞在となってしまいましたが、もっといたくなってしまう居心地の良さがありました。
手持ちのウズベキスタン・スムがなかった僕らのため、開いている銀行を探してわざわざスタッフの方が案内してくれたことも。
ただ、すでに夕方になっていた為営業している銀行がなく、結局は市場の闇両替を紹介してくれました。
ホテルも雰囲気・サービス共に良かったので、おすすめです!
タシケントへの移動(高速鉄道アフラシャブ号)
さて、タシケント→ヒヴァ→ブハラ→サマルカンドと移動を続けてきた僕らは出発地・タシケントまで戻ることになります。
サマルカンドからの移動手段は、高速鉄道『アフラシャブ号』を使う事を決めており、最初のタシケント滞在時すでに乗車券を購入していました。
ホテルからタシケント鉄道駅まで、観光もかねて20分ほど歩いていきます。
鉄道駅奥に、チケット購入窓口となる建物があります。
セキュリティチェックを受ける鉄道駅とは別の入口となるので、ご注意下さい。
CASSAという表示が目印で、購入時にはパスポートが必要となります。
アフラシャブ号はとても人気があり、すぐに売り切れてしまうという情報があったので不安はありましたが無事購入。
英語のできる親切なウズベク人が助けてくれました。
座席にはVIP・ビジネス・エコノミーと3つのクラスがあり、せっかくだからとVIPを選択。
こちらがチケットで、350kmあるサマルカンド→タシケント間がVIPでも約2000円なので、リーズナブルですね。
僕らは1週間以上先のチケットを購入したので、空きはあると予想できました。
それでも確実にチケットを入手したい場合には、割高にはなってしまいますが日本から代理店を通して予約する方が予定を組みやすいかと思います。
こちらがアフラシャブ号の車内。
日本の新幹線よりもゆったりとしたスペースがあり、快適でした。
途中軽食と紅茶も配られ、2時間ほどであっという間に到着!
タシケント駅構内荷物預かり所について
出発点タシケントに戻ってきた僕らですが、すぐに移動準備をしなくてはなりませんでした。
というのも旅程を組んでいた段階で、下記のような予想をたてていたからです。
・酷暑や砂塵にも疲労が溜まっている
・そもそもウズベキスタンに10日間は多すぎるので気分転換が必要になっている
このような予想により、タシケント近辺でビーチまたはプールでリフレッシュできるようなリゾートホテルはないかと探してみました。
しかしそこは2重内陸国のウズベキスタン。
ビーチはおろか、プールが併設されたホテルとなると予算内で探すのは困難でした。
そんななか目に留まったのが、タシケントから2時間ほど北上したチムガンという奥地にあるリゾートホテル『Layner Mountain Resort』。
タシケントは初日に早足で観光を済ませ、最後は1泊の小旅行に行こうというプランに決定しました。
予想に反し、見どころたくさんでした!
チムガンまではタクシーで行くにせよ、スーツケースが2個あっては邪魔になるという事でひとつはタシケント中央駅に預ける事に。
ここでも色々な人に助けてもらいながら、駅構内地下にある荷物預かり所を発見!
ひとつ500スムという格安料金で、1泊分荷物を預かってもらえました。
引き換えにプラスチックの札を渡されるので、失くさないようにしましょう。
リゾートホテル Layner Mountain Resort の実態
チムガンまでのアクセス
タシケント駅から、終着駅 Yipak Yoli まで地下鉄で向かいました。
タシケント市内を走る地下鉄各駅の内部は、とても華やかで有名です。
それぞれが趣向を凝らした特徴的なデザインをしていて、まるで美術館のようでした。
数年前までは地下鉄内のカメラ撮影が一切禁止だったのですが、こちらも観光客誘致のため規制が緩和され、取締りはされなくなっていました。
Yipak Yoli 駅からはタクシーを利用しました。
マルシュルートカ(乗り合いバス)を乗り継いでいく方法もあるそうですが、スーツケースを持ち運ばなくてはならない為諦めました。
タクシーは山道を進み、標高が上がり空気が澄んできました。
チムガン(Chimgan)はタシケントから約100km離れた景勝地で、市民の避暑地として有名です。
貯水湖チョルヴォック周辺は行楽地となっており、ウィンタースポーツも盛んだそうです。
さて、ようやく目的地、Layner Mountain Resortに到着しました。
仰々しい門が立ちふさがります。
このホテルはいつものようにBooking.comで見つけたのですが、日本人が宿泊したというレビューはほとんど見つかりませんでした。
外国人観光客が行くこと自体が珍しいらしく、レビューもほとんどがウズベク人によるレビューを不自然な日本語に訳したものばかりでした。
それでも決して評判は悪くないようなので、多少の不安はありつつもここまでやって来たというわけです。
リゾートホテルでの滞在
門番が予約を確認しにやってきました。セキュリティは万全のようです。
受付は先にあるという事で、内部へと進みます。
広大な敷地内に、まばらな人影。
お客さんよりも清掃をしているスタッフの方が多かったです。
受付は、たどたどしい英語で説明をしてくれました。
ここではウズベキスタンのホテルで初めて、クレジットカードが使用できました。
案内された部屋は広々としていて良い感じ!
パステルカラーを多用した色使いが独特ながら、重厚感が漂っていました。
建物自体は古いようですが、リノベはしているようですね。
まずは、ここまで来た最大の目的であるプールへ!
ここは素晴らしかったです! よくメンテナンスされており、大自然の雄大な景色を眺めながら心ゆくまでリラックス出来ました。
またプールエリアとレストランエリアでは、フリーWifiが飛んでいました。
ウズベキスタンでは初めての経験です。
施設内は下の地図のようになっていて、サウナなどの一部有料エリアを除いてすべて無料で利用可能になっています。
ビリヤードや卓球などの遊技場や、子供用の施設なども。
こちらも、重厚感が漂っています。
いずれも誰もいない真っ暗な室内に電気をつけ入室。
ずっと貸し切り状態でした。
翌朝朝食会場のレストラン棟まで向かうと、山ならではの新鮮な空気に驚き、もっと早く起きていれば良かったと後悔しました。
朝食ビュッフェでは、今までウズベキスタンでなかなか食べる機会がなかった生野菜やフルーツを楽しめました。
朝食後も、時間が許す限りプールでのんびり。
到着時には不在だったマネージャーの粋な計らいで、チェックアウト時間を伸ばしてくれました。
まとめ
とにかく情報が少なく、謎が多かったリゾートホテル Layner Mountain Resort は、終わってみれば大満足!
出発しなくてはいけないのが淋しくなるほどに、心地良い時間を過ごせました。
帰りのタクシーで、チョルヴォック湖が見渡せる場所に停めてもらいました。
ウズベキスタンを旅行先に選んで、こんな景色が見られるとは正直期待していませんでした。
ここが人造湖だというのが信じられないほどに、雄大な自然が広がっていました。
改めて、最後この場所に訪れて良かったと感じつつ、ポカポカ陽気の山道で何度も居眠りしそうになりながら運転するタクシー運転手に喝を入れつつ、タシケントに戻りました。
以上でウズベキスタンの紹介記事は終了となります。
読んで下さってありがとうございました!
ひとりでも多くの方が、この素晴らしい国に興味をもって頂けたら幸いです。
それではまた!